Reach Out to Ecology

ひとりでも多くの人に、手の届くエコを。

その後のキエーロ観察日記【ひとり暮らしのコンポスト2】

取り敢えず家であるもので小さくお試し。
と思ってはじめたミニミニキエーロもどきくん。
www.murr-ma.work その後もぬるっと続いていて、いつの間にか普通に生活サイクルの中に溶け込んでいます。
やるやん。

メモアプリを見返してみたら、短期間ながらマジメに記録を取っていたので、せっかくなのでシェアします。

キエーロ観察日記

引き続き玄関待機
9/8 Sun.
●Aセットday1:なすのヘタ(5本分)、トマトのヘタと皮(4個分)、コーヒー滓(3杯分)を投入。乾燥重量150g。

9/10 Tue.
外に置くのはまだちょっと躊躇われるけど(虫的な意味で)、気まぐれで日当たりのいい窓辺に移動させてみる

9/11 Wed.

なんとパプリカの種が発芽! しっかり緑色の葉っぱをつけて、本格的にアピールしはじめました。
えー、どうしよう。

9/13 Fri. パプリカの芽はさらに成長。
しかしどうやらパプリカ栽培は相当むずかしいようなので、彼らの成長は各々の運と生命力に委ねる方針としました。
置いといて……
●Aセットday5

  • トマトの皮らしきものは出てくるけれど、他はただただ土の色でようわからん感じ。
  • ナスのヘタも残るかと思ったけど、ちゃんと刻んだからか見当たらない。


掘り返した土は相変わらず土の匂いをさせるだけ。
ただ、買ったばかりの黒土に水を入れたときの匂いとは違って、雨上がりに落ち葉が降り敷く森を歩くときのような……あ、もしかして腐葉土の匂いかな?

バクテリアに呼吸をさせるため、底までしっかりとスコップでほぐして、今回は敢えて同じ穴にBセットを投入。(パプリカの芽が気になったからでもある)
●Bセットday1:コーヒー滓(5杯分)、少量のご飯屑。乾燥重量90g。
内容的に、これはすぐ分解されそうかな。

9/15 Sun.
諸事情あって飲めなくなった無調整豆乳を、代わりに100ccほど飲んでもらう。
www.murr-ma.work
上の乾いた土を退けて、水をあげる要領で染み込ませて、また上から乾いた土を被せました。

9/16 Mon.
●Bセットday3:元がコーヒー滓なので掘り返してもようわからん。

●Cセットday1:キウイの皮(3個分)、コーヒー滓、お茶の出し殻。乾燥重量95g。+豆乳200ccほど
穴の掘り方が足りなくて、キウイの皮とか一部表面に出ちゃってる状態。オイオイ。
でも、内容の問題か、上からかけた乾いた土のおかげか、匂いは立たず虫も寄って来ませんでした。(結果オーライ?)

9/21 Sat.
●Cセットday6

  • うまく埋められてなかったキウイの皮は結構原型とどめてる感じ
  • お茶の出し殻は結構残ってる

この日は掘り返した穴に、これまた諸事情で食べられなかった豆乳ヨーグルト200g程度を埋め埋め。
パプリカは相変わらず元気です。

9/23 Mon.
全てのエリアに満遍なくしっかりとスコップを入れて、一度全体をしっかりと混ぜ混ぜ。
お茶殻やキウイの皮はまだ一部残っていたけれど、後は概ね土に還った様子。

観察まとめ

2Lの黒土で、2週間ちょっとの間に

  • 乾燥重量335gの生ごみ
  • 400ccの豆乳
  • 200gの豆乳ヨーグルト

を分解してもらいました。2Lペットボトル程度のサイズしかないことを考えると、まずまずの仕事量でない?

わが家では今まで、2週間で400cc程度の生ごみを捨てていたので、それがなくなるのは単純に嬉しい。
生ごみを早く捨てたいがために、まだスカスカのゴミ袋を収集に出していたりしたので、その分のプラスチック消費が減らせるのもいいですね!

ミニミニキエーロもどきの1番の欠点は、そのサイズの小ささで、当初の懸念としては

  • ごみの量に処理が追いつくか?
  • 深く埋められない分、臭いや虫の問題が起こりやすいのではないか?

といったものがありましたが、今のところ虫の姿は見かけません。
冬になって処理能力が落ちてきたら、2台体制にするのもありかな?
野菜クズとコーヒーかすばかりでカロリー不足になるようなら、ちょっと油系のものを入れることを考えてみよう。

慣れてしまえば、穴掘って埋めるだけの簡単処理。
いいね、キエーロ。
引き続き、仲良くやっていこうと思います。