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棕櫚ほうきが好き過ぎる話。

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棕櫚ほうきってご存知ですか?
そもそも「棕櫚」が読めへんよ、という、馴染みの薄い方もいらっしゃるでしょうか。
棕櫚はシュロ
ヤシ科の常緑樹で、上の写真の通りの、南国感溢れる植物です。

私は5年程前から棕櫚ほうきを愛用しているのですが、先日友人宅で久々にク◯ックルワイパーをみて
「そうか、そういえば世間的にはほうきより使い捨てワイパーの方がメジャーなのかも。
 ほうき良いよ! みんなほうき使おうよ!」
という気持ちになったので、本日はほうき布教(笑)記事です。

目次

棕櫚ほうきの何が良いの?

そもそも、棕櫚ほうきの何が良いのか?
使い捨てワイパー、プラスチック製ほうきと比較しながら、考えてみました。

vsワイパー ① 手軽

ほうきを買った当時、私はまだ普通の掃除機を持っていました。
でも、ほうきを買ってから全く使わなくなりました。
理由は、面倒臭かったから
押入れから掃除機を運び出して、組み立てて、重い本体を引き摺りながら掃除機かけ。
この一連の流れが億劫でした。

その点、ほうきなら手に取った瞬間もう使えます。

「それならワイパーもじゃない?」と言われそうですが、甘いです。
ワイパーはシートをセットしなきゃいけないじゃないですか。(真顔)
私は鬼面倒臭がり屋なので、正直アレすら億劫でした。
それにシートの付け替え判断。
あまり汚れなかったら付け替えるのはもったいないし、逆に掃除途中でも汚れが酷くなってきたら取り替えなきゃだけど、それも面倒臭いし……
そういうことを日々悶々と考えるのが、地味ーにストレスでした。

ほうきは何も考えずに使える。そこんとこ高評価です。

vsワイパー ② 対応力

便利なワイパーも、苦手なところが色々あります。
凸凹した床面。
家具と壁の間の狭い隙間。
コードなどが入り組んだ場所。
腰板の上。
それから、食器を割ってしまったりして、ある程度大きなものを退けなければいけないときは、正直不向きです。

ほうきなら、そういったところでも柔軟に対応してくれます。

vsワイパー ③ ごみが出ない

使い捨てワイパーは、毎回ではないにせよシートのごみが出ます。
ストックを仕舞う場所の確保や、在庫の管理も必要。
ほうきはほうきだけあれば良いので、気楽なもんです。

vsワイパーでここは負ける

以上は、ほうきの方が便利じゃないかな、と感じる点でしたが、ワイパーの方が得意かな? と思う点もあります。
水拭き
私は使ったことがありませんが、水拭き用のワイパーを使っている方もいると思います。
これの代わりはほうきではできないですよね。
なので私は、床のベタつきが気になることがあれば、たまーに雑巾で水拭きしてます。
……嘘です。雑巾ないのでウェスで水拭きしてます。

www.murr-ma.work

vs プラスチック製ほうき ① 静電気が起きない

冬になると特に気になる静電気。
ホコリが張り付く静電気。
棕櫚ほうきは木なので、当然静電気は起きません。ホコリも舞いません。
快適〜。

vs プラスチック製ほうき ② 細かいものまでよく履ける

棕櫚ほうきは様々な太さ、長さ、うねり方の繊維が束になっていて、いずれもよくしなります。
この複雑な繊維たちが織りなす網目に絡めとられてくれるのか、プラスチックほうきだと筋を描いて残って、何度も掃いて……となるような細かな砂や塵も、さっと掃き浄められます。
優秀〜。

vs プラスチック製ほうき ③ 長く使える

プラスチックほうきは、一度毛先が癖付くと中々直せません。
使っているうちに毛先がスカートのように広がって、掃き心地が次第に劣化していくのは、ちょっと悲しい気分。
5年使っている我が家の棕櫚ほうきは、今のところ買った当時と同じ快適さを提供してくれています。
まぁ、毛先を床につけないように、ちゃんとぶら下げて保管しているお陰もありますけどね。

vs プラスチック製でここは負ける

棕櫚ほうきはの使い始めは、使うたびに棕櫚の繊維がこぼれ落ちます。
茶色い葉っぱの破片みたいなものが、掃くたびにぱらぱらと落ちてきて、「大丈夫かなぁ」と最初は不安になりました。
でも、使ううちに徐々に量は減って、2週間が経つ頃にはほとんど目立たなくなりました(製品や使用頻度によると思いますが)。

あと、濡れたところをガンガン掃くぜ!
という場面では、プラスチックほうきの方に軍配が上がります。
まぁ、プラスチック・スマートに行くなら、そこは竹ぼうきをチョイスしたいところですが。笑

わが家の棕櫚ぼうき

わが家では5年前に購入した棕櫚ぼうき。
最初は、玄関掃除用のほうきが欲しくて、色々見るうちにそのステキな佇まいと、大事にすれば一生使えそうな耐久性に惹かれて選びました。


最初は当初の予定通り、玄関掃除に使っていたのですが、その掃き心地の軽さや、音の気持ちよさが嬉しくて。
ほうきを使う楽しさに、気づけば家中それで掃除するようになっていました。
ひとり暮らしをはじめてからずっと使っていた掃除機は、いつの間にかすっかりお蔵入り状態。
まったく使わなくなってしまって、結局、引越しを機に手放しました。

ミニほうきは洗面所が定位置
現在は、平日は目につくごみがあったら棕櫚ぼうきでちょこちょこ掃いて、週に1、2回、ロボット掃除機くんに家中パトロールしてもらっています。
棕櫚ぼうきは、「あ」と思ったら秒で手に取れる瞬発力が最高。
ロボット掃除機くんは、自分では掃除するのが大変なベッド下までしっかり綺麗にしてくれるのが頼もしいです。


ちなみに、棕櫚ぼうきとセットで買った「はりみ」のちりとりも、佇まいから肌触りから軽さから、大好きです。
和紙を渋柿染めしたもので、丈夫だけど程よくしなって、これまた静電気知らずだから、ごみ捨てがホント楽!
小学校のチリトリがこれだったら、もっと学校掃除が楽だったと思うな〜。

まとめ

以上、棕櫚ほうきが好き過ぎて完全に回し者みたいな記事になりましたが、さわってるだけで心が落ち着く道具は、やっぱり良いもの。
日々の暮らしに安らぎをくれるなぁ、と思います。

天然素材のほうきは、ゼロ・ウェイスト的にも使い捨てのごみグッズを減らす大きな助けになってくれるので、皆さんもご興味があれば是非、お気に入りの一本を探してみて下さいね。



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