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わが家のプラなし食器洗い【リサイクル麻クロスがいい感じ】

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こんにちは、むるまです。
最近、コーヒー豆の麻袋をアップサイクルした商品を手に入れました。

こちらは、海洋プラスチックをアップサイクルした素敵なアクセサリーでお馴染みの、カエルデザインさんが企画・デザインしたプロダクト。
食器洗いに使えるクロスです。

洗剤を使うときは相変わらずセルローススポンジを使っていますが、こちらの商品も、購入してそろそろ1、2ヶ月が経って、わが家にとってあるのが当たり前のアイテムとして定着してきました。
というわけで本日は、コーヒー豆の麻袋からできた食器洗いクロスについてレビューします。

セルローススポンジについてはこちら↓

はじめに麻たわしあり

そもそもの話、こちらの食器洗いクロスを使いはじめる前、わたしはしばらく麻たわしを使っていました。
使いはじめた理由は、びわこふきんなどと同様、洗剤がいらないという触れ込みが気になったから。

実際に使ってみると、

  1. 油切れがよく、油汚れが洗剤なしでもかなり綺麗になる(量が多いと多少の拭き残りあり)
  2. 研磨力が強く、セルローススポンジではやや落ちにくさを感じていたご飯粒なども簡単に落ちる
  3. 熱に強い素材のため、セルローススポンジ同様、煮洗いして清潔に使える
  4. 目が粗いので、汚れが詰まりにくい

などの点に魅力を感じました。
しっかりと除菌したい場合は、洗剤をよく泡立てたセルローススポンジで仕上げ洗いをしていましたが、軽い汚れなら本当に洗剤いらずでした。

出会いは坂ノ途中

そんなこんなでしばらく愛用していた麻たわしがボロボロになった頃、
坂ノ途中さんの新商品コーナーで、珈琲豆の麻袋からできた食器洗いクロスを見つけました。

説明を読むと、海ノ向こうコーヒーという坂ノ途中オリジナルブランドで出たコーヒー豆の麻袋を、障がいのある人たちが一つひとつ手作業でアップサイクルした商品とのこと。

麻クロスの使いやすさは体験済みだし、それが不用品を再利用したものならなお嬉しい。
しかも、お野菜の定期便と一緒に届けてもらえるから、余計な輸送負荷もかからない。 これは試すしかない!
と、すぐさま購入に踏み切りました。


お品は3枚組で、包装もこの通りプラフリー(1枚は現在使用中)。
使ってみると、前述の麻たわしの使いやすさはそのままに、
程よい薄さのため乾きやすいというオマケも付いてきました。

アクリルたわしのようにマイクロプラスチックが出る心配はないし、
使用後はコンポストすることも可能
丈夫で長持ちなのでまだまだ先の話にはなりそうですが、今のものを使い終えた暁には、またリピートしたいな。
と思っています。

ちなみに、有機栽培のお野菜を定期宅配してくれる坂ノ途中さんについては、こちらの記事で書いています↓

まとめ

マイクロプラスチックが出ず環境にやさしい麻袋のクロス。
現在も一枚目を使用中ですが、その丈夫さには毎回感嘆するばかりです。
そして同時に、こんなに丈夫で長持ちするものが、多くの場合使い捨てされてしまっていることに、なんとも勿体ない気持ちになったりします。

近頃、色々なところで目にするようになった「アップサイクル」製品ですが、アップサイクルはリサイクル同様、環境問題の根本的な解決とはならないオプションなのだと思います。
中には、「アップサイクルの商品を買ったから、環境にやさしいことをした」と安心する人もいるのかもしれません。
でもむしろ大切なのは、長く使えるアップサイクル品が作れてしまうような耐久性のある素材が、どんどん使い捨てされてしまっていること
アップサイクルとその消費が追いつかないほどたくさんのものが、日々ごみになっていっていること
そういったメッセージを、プロダクトを通じて発信したり、受け取ったりすることなのではないかと。

はじめて購入したアップサイクル製品は、わたしにそんなことを考えさせてくれたのでした。