Reach Out to Ecology

ひとりでも多くの人に、手の届くエコを。

早寝は最強のエコ活だと思う。

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こんにちは、むるまです。
日が長くなってきましたね。
夜明けが早くなってくるこの時期になると、早寝早起きのハードルもぐっと低くなるのを感じます。
それにつれて、まぁこれは暖房を使わなくなった影響も大きいとは思いますが、わが家の電気代もぐんぐんと減ってきており、月当たりの消費電力はそろそろ70kwを切りそうな塩梅(ひとり暮らしの平均は150kw程度だそうです)

そんなわけで本日は、春夏の早寝早起きがエコだと感じる理由について、実体験をもとにまとめてみたいと思います。

夜更かしは電力とともに

わが家では、日が暮れると電気を付けます。
暗めの暖色に設定したシーリングライトの灯のもと、晩御飯を食べて、後片付けをしたらそのままお風呂をお掃除。
そうして湯船にお湯を張ったら、お風呂に入る前に部屋の電気は消してしまいます。

湯上がりはソネングラス(ソーラーランタン)の灯りのもと、ストレッチ代わりのヨガをして。
ヨガが終わる頃にはだいぶ湿り気も落ち着いている髪を、ドライヤーでしっかり乾かして。
その後はしばらく、ランタンの灯りで静かに読書をして、眠くなったところで布団に入っておやすみなさい。

思いついたことがあるとついTwitterをいじってしまうこともあるけれど、基本的に電子機器から離れて夜を過ごすようになってから、眠りの質は随分と良くなったように思います。
薄灯の中の静かな時間は、自然と脳と心をやすらがせてくれます。
なので、無理しなくても早寝ができるようになりました。

かつては遅くまでデスクライトをつけて、パソコンをいじったり、テレビや動画をながら視聴したりしていたことを考えると、電力も心身も、いまに比べるとめっちゃ消耗してたなぁ、と思います。
朝の訪れが早くなったいまの時期は、日の出とともに目覚めればライトなしで勉強も作業もできるし、頭も夜よりよく回るし。

うん。やっぱり早寝生活の方が好きだな。

肌が綺麗なら化粧品はいらない

そんなふうに早く寝て、睡眠時間を十分に確保できるようになると、目に見えて変わることがあります。
肌荒れが改善します。

もちろん、体調面の変化というのは個人差のあることですが、わたしの場合は劇的でした。
元々、32時間勤務で徹夜した後などは、毛穴の開きと脂ぎった顔面にうんざりするのが毎度のことだったのですが、十分な睡眠をコンスタントに取るようにすると、逆に毛穴は縮んていくのね……肌のキメも細かくなっていくのね……
というのは、早寝生活が可能になってはじめて知ったことでした。

元来ニキビ体質で化粧ノリが悪いため、お化粧全般に対して腰が引け気味な中、毛穴対策系の商品にはついついつられがちだったワタクシ。
毛穴がスッキリするというなんやかやや、毛穴を埋めてくれるというアレやコレやに手を出すことも、気づけば縁遠い習慣になりました。
大体あの手の商品は、皮脂を吸着するためのマイクロプラスチックとか、伸びを良くするためのシリコーンオイルとかが入っていたりして、お世辞にも環境にやさしいとは言い難いものが大半です。

肌が綺麗だと、余計な化粧品に手を出さずに済む。
そして睡眠中に出る成長ホルモンは、どんな化粧水よりも肌を綺麗にしてくれる最高の美容品です。
最近のベースメイクは日焼け止め代わりのスチームクリームを塗るだけで、ノーファンデで過ごすのが当たり前になってきました。
成長ホルモン、いい仕事してくれてます。

0円ではじめよう

最後に、個人的に早寝が一番エコだと思うポイントは、何も買わなくてもはじめられるというところです。
エシカル、サステイナブル、SDGsといった言葉が広く認知されるにつれ、巷には色んな「エコな」商品が出回るようになりました。
関心を持つ人が増えた。それそのものは歓迎すべきことなのかもしれません。
ただ、わたし個人の感覚としては、言葉だけが一人歩きしているような居心地の悪さの方が大きいです。

「エコ」のために新しい何かを買う。
「エシカル」なものを選んでいるから、どんどん買っても大丈夫。

そんなふうに、「エコロジー」という記号が、消費や浪費の免罪符になってしまうような構図は、本質的な問題解決をむしろ遠ざけてしまうように思えます。
何も買わなくても、消費しなくても、自分の行動のパターンを変えるだけでできることがある。

ソーラーランタンの灯りだけで静かに過ごす夜は、そんな大切な当たり前を、何度でも思い出させてくれます。

まとめ

睡眠時間は、習慣だけでなく、個々人の体質も関係するものです。
なので早寝早起きは、必ずしも万人に向いているとは言えないのが難しいところ。
それでも、試してみたい人、気になっている人にとって、日の出の早いこの時期が絶好の機会であることは間違いないと思います。

最近は、原発問題やメガソーラー事業などの面からも、気になることが多い電力問題。
けれどいずれの問題についても、そもそもの電力消費について見直してみる姿勢は、重要な視点なのではないかな、と感じます。
現状は火力発電がその大半を占める日本の電力。
時間が許せば皆さんもぜひ一度、陽の光の中で過ごす早朝と、電灯の下で過ごす深夜、過ごし比べてみるのはいかがでしょう。