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こんにちは、むるまです。
あっという間に5月ですね。
そして5月9日は母の日。もう準備されている人も、まだの人もいらっしゃるでしょうか。
昨年同様、穏やかならざる状況下で迎える今年の母の日。
農家さんや花屋さん、配送に関わる方々の負担を考えると、今年も「母の月」と期間に幅を持たせて、贈り物はのんびり待ってもらうのがいいのかな。なんてことを思います。
かくいうわたしも、離れて住む母には「お花は中旬以降に届くのでよろしく!」と連絡済み。
そしてプレゼントは、ロスフラワーから選びました。
そんなわけで本日は、わたしがプレゼント選びの参考にさせてもらった、ロスフラワーや訳あり品のお取扱店をまとめてみようと思います。
ロスフラワーって何?
その前に、「ロスフラワー」について、簡単にご説明を。
ロスフラワーとは、生花店や式場などで短い役目を終えたり、農家で買い手がつかなかったりして、まだ美しい間に捨てられてしまうお花たちのこと。
「生花が大量に廃棄されている現実を知ってもらいたい」という思いから、フラワーサイクリングに取り組む河島春佳さんが考えられた言葉です。
お祝いの席やわたしたちの日々を、鮮やかに彩ってくれる花々がある裏側には、食品ロスにも通じる大量廃棄の現実があります。
そうした問題の解決策のひとつとして提案されているのが、ロスフラワーを使った商品を選ぶことです。
ロスフラワーのお買い物
フラワー・サイクル・マルシェ
代表的なのは、上でご紹介した河島さんが代表を務める株式会社RINが運営しているショッピングサイト、フラワー・サイクル・マルシェ。
ここでは、コロナ禍で行き場を失ったホテルや結婚式場用のお花や、ロスフラワーを使った石鹸、キャンドル、ドライフラワーなどが販売されています。
ちなみにわたしは昨年、こちらでドライフラワーと石鹸をセットにしてもらって、プレゼントにしました。
食べチョク
続いては、食べチョク。
農家さんと消費者を直接繋ぐECサイトとして、徐々に認知を高めている食べチョクですが、実は、野菜や果物だけでなく、お花の農家さんも登録されています。
食べチョクの売りは、なんと言っても産地直送。
お花に特化した花チョクのページでは、農家さん直送の美しいお花が注文できるだけでなく、通常の販路には乗せられない訳あり品に出会うこともできます。
→ 花チョク
ロスオフ
最後は、ロスオフ。
このサイトは、そのままでは廃棄になってしまうような過剰在庫を格安に販売することで、食品ロスや商業廃棄を減らそう、という目的で作られたもの。
数はまだ少ないですが、タイミングによってはお花の取り扱いもあります。
→ ロスオフ
まとめ
環境問題について考えるようになってから、贈り物を選ぶときに、色々と複雑な思いに駆られることが増えました。
誰かへの想いをかたちにして届けることは、そのものを通して喜びを共有したり、相手のことを考えていた時間を想像してもらったりと、かたちにならない豊かなものがたくさん詰まった営みだと思います。
けれど、広告に煽られて安易に大量消費の流れに身を投じるのは、自分自身やその大切な人たちの未来にとって、むしろ影を落としてしまう行為にも感じられます。
もの選びには、どんな時もこれが正解、と言えるような、わかりやすい答えがあるわけではありません。
それでも、一度は立ち止まって考えてみること。
現実を知り、自分の望む未来に寄り添う選択肢を探していくこと。
それこそが、まごころ、というものなのかもしれないなぁ。なんてことを思うのでした。