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こんにちは、むるまです。
最近改めて気づいたのですが、ゼロ・ウェイストを目指した結果、わたしの食生活は随分と健康的になりました。
肉よりお豆を食べるようになり、加工食品からは遠ざかり、何より、お菓子を食べることが激減!
と言っても、別に無理して我慢しているわけでもありません。
最初の頃はあれこれと代替案を模索していましたが、いつの間にか自然と、卒業できていたんですよね。
というわけで本日は、お菓子大好きだったわたしが、どうして市販のお菓子をやめられたのか?
ポイントをまとめて考察してみたいと思います。
脱! 糖質中毒
市販のお菓子を買わずに済んでいる要因として大きいのは、お砂糖への中毒を脱せられたことかな、と思います。
以下、その助けになったと思われるアクションを整理してみます。
お菓子よりフルーツ
プラ包装入りのお菓子を避けるようになってから、甘いものが欲しくなったときに口にすることが増えたのが、フルーツ。
フルーツは果糖、ショ糖をメインに、糖分を多く含んでいますが、実は血糖値の上昇はパンやご飯よりも緩やかです。
食後血糖値の上昇を示す GI値(Glycemic index)は、白米が83、食パンが100(砂糖と同等)に対して、食物繊維豊富なフルーツでは、25〜60 程度と比較的低い値に収まっているものが多いです。
急激な血糖値の上昇は、肥満や生活習慣病の元になるだけでなく、依存も形成しやすくなります。
なので、血糖値の上昇が割合と穏やかで、焼き菓子やスナック菓子に比べて腹持ちも良いフルーツのおやつは、脱お菓子中毒の助けになってくれたんじゃないかなぁ、と感じています。
マイボトルで脱ジュース
わたしは学生時代から、ペットボトル飲料は不経済、という理由であまり買っていませんでした。
けれどゼロ・ウェイストを意識するようになってからは、缶ジュースや紙パックのジュースを含む飲料も、まったく買わなくなりました。
ラブ・マイボトル!
市販の清涼飲料水は、砂糖に換算するとびっくりするような量の糖分が入っているものが多いですが、中でも問題視されているのは果糖ブドウ糖液糖。
砂糖よりも甘味が強く扱いやすいために、頻用されている糖質ですが、果物などからの自然な摂取と違い過剰な果糖摂取の原因となってしまうことや、その中毒性が問題となっています。
いまではごみを減らすため、マイボトルを持ち歩く人も増えていますが、実は持参のお茶や水を楽しむ生活は、環境だけでなく自分自身の健康にも貢献しているのでしょうね。
精製糖より無精製糖
最後は、自宅で使うお砂糖について。
元々は、スプーン印の上白糖を使っていましたが、環境問題や労働力搾取の問題について考えるうち、オーガニックで昔ながらの製法、そしてフェアトレードのきび砂糖を選ぶようになりました。
きび砂糖は、上白糖のように精製されていない分、ミネラル豊富で味もまろやか。
このやさしい甘味に慣れてしまうと、精製糖の直線的でパンチの利いた甘味に、舌や体がびっくりしてしまうようになりました。
そんなこんなで、スーパーのお菓子売り場をうろついてみても、あまり食指を動かされなくなった最近のわたしです。
まとめ
以前は何某かのお菓子が常備されていたわが家ですが、最近は、食べたくなったときに簡単なものを作るのが当たり前になりました。
防災備蓄の乾パンやようかんを除けば、すぐに口にできる甘いものは、お砂糖とフルーツ、一部のお野菜くらい。
地域応援の意味で、個人商店のケーキやドーナツ、和菓子を買うこともありますが、一個食べ切る前に満足して、半分ずつくらいゆっくり食べ進めることも多いです。
よくよく改めて考えると、甘いものを食べる目的は甘味を楽しむこと。
なので必ずしも、量を食す必要はありません。
そう思うと、時々ちょこっといただいて、その味と時間にたくさんの満足と幸せを得られるいまの状態は、中々どうして悪くない。と感じます。
「環境にやさしい」とされる代替品がにわかに持て囃されるようになった今日この頃。
しかし代わりの何かを探す前に、まずそこに「過剰」がないか?
そうやって見つめ直す視点も大切なのではないかと、そんなことを思いました。