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裏紙をメモ帳代わりに使い始めてから、書くことがぐっと楽しくなった気がしています。
思い返せば10代の頃は、授業中に余ったプリントを取り出しては、まっ白な裏側に、あれやこれやと落書きしていました。
私は、字が汚いのがコンプレックスで、立派なノートを前にするとどうしても筆の進みが滞りがちです。
その点で裏紙は、「どうせ捨てるものだし」という気持ちが筆を軽くしてくれるのか、未成熟なアイディアも訂正まみれになる構成表も、躊躇なく書き出せます。
お気に入りの一級品でテンションをあげるより、心理的なプレッシャーを軽くしてくれる自由さの方が、私には合っているみたい。
ゼロ・ウェイストの意外な副産物ですねー。
そんなわけで本日は、今更感満点、裏紙・雑紙のReuseについて。
裏が白い紙(裏紙)管理
私の裏紙管理はとてもシンプルで、個人情報が含まれているか or いないかという一点で分別しています。
個人情報あり、はありの束。
個人情報なし、はなしの束。
それぞれに分けて、二つ折りにして止める。これだけ。
家でも職場でも、全く同じ分け方をしています。
個人情報あり!
個人情報を含む紙ゴミは、最終的にはシュレッダーにかけて、雑紙として廃棄します。
家ではここ数年、ハンドシュレッダーを愛用中。
こういうの。
そしてこの種類の裏紙管理の、唯一にして最重要のポイントは、デスクから動かさないこと。
どこかに置き忘れたりしたらマズイものなので、そもそも持ち歩かないようにします。
だからこそ、紙をまとめるのは洗濯ばさみ。
色違いのクリップで区別することも考えましたが、「持ち歩いちゃいけないものは、そもそも持ち歩く気にならないようにすればいいのだ!」と気付いてから、このシステムを採用しています。
お陰様で、個人情報の管理はバッチリっす。むふ。
個人情報なし〜
個人情報なしの裏紙は、持ち運びやすいようにお気に入りのダブルクリップで留めて、ノートがわりに使っています。
以前紹介した、折り畳んで作るメモ帳にしているのもこちら。
A4用紙を切らずに折っただけなので、広げれば大きな紙として広々使えるのが、個人的なお気に入りポイントです。
両面印刷の紙
両面刷られている紙は、紙という素材そのものの用しか果たしません。
それでもその気になると
- 梱包材
- 折ってごみ箱、ごみ袋に使う
- 野菜を広げて干すときなど、下に敷きものが欲しい時に使う
- 窓拭きなどに、新聞代わりに使う
我が家は新聞を取っていないので、新聞紙を使うようなシチュエーションでは、結構使えるなぁ、と感じています。
まぁ、我が自治体は雑紙回収をしているので、無理に使ってごみにするよりはリサイクルに回したいよね、という心理もあり、本当に使い捨て品が必要なとき以外は使わないようにしているのですが。
そういった意味で、現状で一番活躍しているのはごみ袋かもしれません。
仕事の行き帰りのちょこっとゴミ拾いは、時間の関係上あまりたくさんも拾えないので、A4折り紙の小さな袋でも十分役に立ってくれます。
作り方は簡単。
⑤ ぱか。と広げれば袋でござい。底の角っこを好みで折ると、マチが出来てごみが入れやすいです。
街中に落ちてるゴミはほとんどがタバコの吸い殻と、なにかのパッケージらしきプラスチックフィルムなので、このサイズ感でも結構たくさん拾えます。
帰り道に拾って持って帰ってくると、タバコの臭いがめっちゃ気になる! ので、上からコーヒー滓をかけて、口のところをギュギュっと折って、ごみ箱に捨ててます。
www.murr-ma.work
以前こちらの記事でも書きましたが、コーヒー滓はタバコの臭いにテキメン!
お困りの方は、ぜひ一度お試し下さい〜
まとめ
最後の方は何故かゴミ拾いの話にスライドしてしまいましたが……
紙ごみは考えなしに溜め込むと、家や職場のあちこちで繁殖し始めます。(私だけ?)
なので、再利用する場合も、自分なりの管理のルールを決めておくと、スマートに共存し易いように思います。
私の場合は、裏紙を意識的に備蓄するようになってから、紙に書くことへの抵抗がなくなって、前よりもたくさん、手で文字を書くようになりました。
今までは、結果的に捨ててしまうメモなら、なるべく紙を無駄にしたくない、という気持ちが、書きたい衝動にブレーキをかけていたのかもしれません。
頭の中でぐるぐる考えるのと違って、手で考えるのは、思考の自由度がぐっと上がって、自分の中のもやもやがすごくスッキリする感覚があります。
書くことってたぶん、めっちゃ精神衛生に良いんじゃないかしら。
身近なリソースの再利用で人生の幸福度が上がるなら、これほどハッピーなことってないよねぇ。
そんなおめでたい気分で、アイディア出しの落書きに励む、今日この頃なのでした。