Reach Out to Ecology

ひとりでも多くの人に、手の届くエコを。

ステッカー1枚でポスティングチラシをほぼ撃退できた話。

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<ポスティングお断りステッカー> Refuse
⚫︎ 手間ひま ★☆☆☆☆ 作成or購入して貼るだけ
⚫︎ 心理的ハードル ★☆☆☆☆ 「面倒臭い人と思われたら嫌だな」と近所の目が気になる人もいる??
⚫︎ 効果 うまくいけばほぼゼロになります!

3年前から大阪に住みはじめて、驚いたことがあります。
何って、郵便受けにポスティングされるチラシの量。

今までも、そこそこ街中を渡り歩いてきたから、そこそこチラシにはうんざりしていたけれど、今の家では、仕事を終えて疲れて帰り着けば、郵便受けには一日にして大量のチラシが。
数日家を空けて帰ってきたら、もうギッチギチ。
その結果、大事な郵便が投函できずに、持ち帰られていた、なんてことも。

いやいや、何なんコレ?

毎日大量のチラシを部屋に持ち帰って、間に埋もれた郵便物を慎重に選り分けて、雑紙回収に回せない素材も選り分けて、毎週資源ごみ回収に出して……

いやいやいや、だから何なんよコレ?

日々プスプスと不満を燻らせていたポスティングチラシ問題だけれど、結論からいうと、郵便受けにステッカー1枚貼ったらあっさり解決しました。

ハレルヤ! ていうか何でもっと早くやってなかったんだ自分!

チラシ問題は地域差があると思うけれど。
かつての私のように、都市部への引越しを控えている人、現在進行形で災難に見舞われている人の参考になれば良いなぁ。

目次

「チラシの無断投函お断りステッカー」

そもそものきっかけは、おなじみ『ゼロ・ウェイスト・ホーム』で

郵便受けに「DM・チラシお断り」の表示をつけるだけで、無差別のポスティングによるチラシ等をかなり減らせます。

との記載を見たこと。

「マジでか!」と思った私は、リサーチと吟味の末、1枚のステッカーを購入。

そしてこいつを郵便受けに貼りました。

うん。なかなかいい感じ。

購入の際に重視したポイントは4点

  1. 「チラシの無断投函お断り!」という趣旨が一目でわかること
  2. 「警告を無視した場合は然るべき措置を取りますよ」という姿勢が明記されていること
  3. だがしかし、ご近所さんから「神経質なヤバい奴」と思われない見た目にスマートなもの
  4. できれば、長く使える丈夫なもの

③は私の好みの問題だけれど、①、②はステッカーによる効果を考えてのもの。
少し解説します。

① 「チラシの無断投函お断り!」

ポスティングに関わる業者さんは概ね以下の2パターンに分けられます。

  • ポスティング専業業者:他社から依頼を受けてポスティングします
  • 自社広告チラシを投函する業者さん:配達の合間などにポスティングすることが多いようです

いずれのパターンも目的は明確で、チラシを見た人がその商品orサービスを利用してくれること
つまり、利用してくれなさそうな人のところにチラシを届けても、チラシを作成した業者さんにはメリットはないわけです。

そういう目線で考えると、「チラシの無断投函お断り!」と貼っている家は、ポスティングしたい家か?

答えはきっと、ノーですよね。

チラシを嫌がっている家にわざわざ投函しても、成果が期待できる確率は低い。
それよりもむしろ、訴訟などのトラブルになる可能性がある。
今時だったら、ネットで拡散されたりしたら企業イメージガタ落ちです。
つまり、投函するだけ印刷コストの無駄。
そんなこともあって、ポスティング業者さんでは、こういった意思表示がある物件への投函はしないように教育されていることが多いようです。

とはいえこれは、売り手、雇い主目線の話。
夏の暑さの中、冬の寒さの中ポスティングに励む現場の方々は、ズルをしたくなることもあるかもしれません。

そこでもう1つの警告文です。(鬼か)

②「悪質な場合、チラシの電話番号に連絡します」

チラシに書いてある電話番号は、チラシのポスティングを依頼した企業のもの。
つまり、ポスティングする方々から見たら広告主・雇い主にあたります。
なのでこの警告文は要は、「警告を無視したら広告主にチクるよ♡」という意味になりますね。

……自分で書いみて、中々キツイ警告やなぁ、と改めて噛み締める今日この頃。

こんなこと書いてる家に投函するとか、最早トラブルの気配しかないですね。

自作でえんちゃうのん?

ちなみに。

上の2つのチェックポイントを満たしていれば、手書きステッカーでもいいんじゃないの?
という思われた方もいるかもしれません。
わかります。あきらも同意見です。

ていうか、実際試しました、手書き。
ですがまぁ、私の場合致命的な問題があったんですよね。

字が絶望的に汚いんだ。

あ、いいです。慰めはいいんです、泣いちゃうから。(遠い目)
たぶん、読めないことはなかったんだろうけど、読めなかったことにされたんだろうなぁ、と心の中でそっと受け止めております。
はい、効果なかったです。

何か3日目あたりで、こ汚い紙貼ってるのも恥ずかしくなって、効果もないしということでひっそりと剥がしました。
ですがこれは例が悪すぎるので、達筆な方とか、家にイケてるプリンターとかテプラ®とかある方は、まずは自作で試してみるのもありやと思います。

改めまして、成果のほどは

そんなわけで、市販のステッカーを貼った我が家の郵便受け。
現在はこんな状態を維持しております。

右側にあるのは、自転車の空気入れね。
そしてそれ以外は、まったくチラシなしのすっきりさっぱり!


こうやってアップで見ると目立ちますが、通り過ぎる分には、興味のない人はサラッと受け流せる程度のシンプルなデザインです。
でも、関係する人が読んだら中々バチバチの強い意志を感じさせる。
「チラシ お断り」でAmazonで検索したらめっちゃ色んなステッカー出てきたんですけど、我ながら、絶妙なデザインのものをチョイスしたなと自負しております。

そしてなんと、私がステッカーを貼って約1週間後、真似してなのか偶々なのか、全く同じデザインのステッカーを、別の部屋の方も貼ってました。笑

やっぱりみんな困ってるんだね。

まとめ

通常の郵便受け取りにも支障を来す、大量のポスティングも、ツボを押さえた意思表示でほぼゼロにできる可能性があります。

  • 「チラシの無断投函お断り!」
  • 「悪質な場合、チラシの電話番号に連絡します」

実感としては、この2文はかなり効果的。
自作派も、購入派も、ぜひ一度試してみて下さい。


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