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粘着剤の剥がし方&瓶の乾かし方【空き瓶 Reuse】

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こんにちは、むるまです。
先日久しぶりに、新しい空き瓶の処理をしました。
ラベルを剥がして、洗って、しっかり乾かして……
言葉にするとこれだけなのだけれど、ラベルの粘着剤が剥がれにくいタイプだったからさぁ大変。
あれやこれやのノウハウを駆使して、なんとかきれいな瓶を確保することができました。

そんなわけで本日は、初心に帰って空き瓶をきれいにする方法について整理してみます。

まずは綺麗に洗いましょう

今回再利用したかったのは、オリーブオイルの瓶。
というわけで、中は油がベッタリの状態でした。

口が狭く手を入れて洗えない瓶の場合は、水と洗剤などを入れてジャカジャカ振る。
というのが洗い方の王道かと思います。
このとき、個人的に洗剤よりもおすすめしたいアイテムは重曹
重曹は油を浮かせる強力なパワーがあり、かつ、粉による研磨力も期待できるので、手の届かない部分の濃い汚れには打ってつけです

今回の瓶も、重曹と水を入れてジャカジャカ振った後しばらく置いたら、汚れはほとんど落ちてくれました。
仕上げに、液体洗剤少量と水を入れて振り洗いして、よく濯いだら完了。

手の届くところを擦ってみたら、キュ、キュ、と心地よい音がスッキリとした洗い上がりを教えてくれました。

ラベルを剥がすためのあれこれ

ラベル……というか、 しつこい粘着剤を剥がすためのハックは、色々とありますが、その基本は

  1. (熱で粘着剤をゆるませる)
  2. 溶媒(アルコール、シンナー、油などで粘着剤を溶かす)

のふた通りに集約されるかと思います。
そんな中で、わたしが実際に有効だと感じた、身近なアイテムを使ったハックをまとめてみます。

0. ドライヤーや熱湯であたためる

比較的剥がれやすいラベルの場合、ドライヤーであたためて緩ませるだけで、するりと剥がれる場合があります。
瓶の場合は、中に熱湯を注ぐと楽ちんです。
あまり時間がかからない方法&熱で瓶も乾きやすくなるので、最初に試してみるのにはちょうどいい方法かと思います。

1. 水につける

多分、ほとんどの人が試してみたことのある王道プラン。
これまた、比較的剥がれやすいラベルの場合は、1時間ほど水につけて緩めるだけでぺらん、と剥がれてくれたりします
が、粘着力の強いラベルの場合は、上の紙だけが剥がれて、シール地だけベッタリ瓶に残ってしまう。
なんてこともあるあるです。
そんなときは、以降のハックを試してみましょう。

2. ハンドクリーム出動

水に溶けない物質は、基本的に油に溶けます
こんなとき、油よりも使い勝手が良く便利なのが、ハンドクリーム
粘着剤が残ったところに塗って、1時間ほど置いてからウェスなどで擦ってやると、粘着剤がするりと落ちます
粘着剤をあらかた剥がせたら、水で洗ってあげればハンドクリーム自体もスッキリ落ちるので、後始末も簡単です。

2.5 更に強力な溶媒

ハンドクリームでも歯が立たない、という場合は、よく換気をした上で、シンナーなどの更に強力な溶媒を使うことになります。
が、幸いわたしはここまでに至ったことはないです。

3. 粘着剤には粘着剤を

ハンドクリーム作戦であらかた粘着剤が取れた後、少量のベタベタが残ってしまった場合は、ガムテープセロテープなどを貼り付けて剥がす、を繰り返すと、テープの粘着面に粘着剤が回収されて、スッキリします
このとき、オチが悪い場合はドライヤーの熱風で、瓶に粘着剤が残った部分をあたためてあげるとより効果的です。

細口瓶の乾かし方

さて。
空になった瓶にまた食品などを詰める場合、衛生面を考えて中はしっかりと乾かしておきたいもの。
特に細口瓶は中を拭きにくく、空気の出入りもしにくいので乾きにくいです。
というわけで、今更感もありますが、細口瓶を素早く乾かせる方法についてもまとめておきます。

1. 水をよく切る

洗い上がった瓶は、まずは口を下にしてよく水を切ります。

2. 温かいところで日光浴

水を切った瓶は、蒸気が上に抜けるように、口を上にして乾かします
このとき、日当たりのいいところで日光浴をさせられたら、熱の力を借りて素早く乾かすことができます。

難しい場合は、ドライヤーの熱風で瓶をあたためてあげるのも一考です。

ちなみに、これらの乾かし方は、カビ予防のためにも湿気は大敵! なボトルシップ作りについての本で学んだものだったりします。

人生、どこでどんな知識が役に立つか、わからんものですね〜

まとめ

以上、今更かなぁ、と思いつつ、瓶のリユースに必須のラベルの撃退法&湿気との戦いについてまとめてみました。
瓶はリサイクルするよりも、リユースする方が何倍も環境負荷が少ないです
使いやすくおしゃれな瓶を大事に使い回して、少しでもごみを減らしていきたいですね。