こんにちは、むるまです。
夏ももう終わりですが、みなさん、今年はとうもろこしは食べましたか?
わたしは先日、すごーく久しぶりにとうもろこしを手に入れて、美味しく丸かじり致しました(うまうま)。
しかし、本日の主役はとうもろこしの実ではありません。
今日取り上げるのは、残った芯の方。
とうもろこしの芯って、実は立派な食材なんです。
そんなわけで本日は、特別な道具なしで誰でも作れる、とうもろこしの芯料理についてお届けします。
とうもろこしの芯は旨味と栄養の宝庫
うっかりすると捨てられがちなとうもろこしの芯。
確かに繊維質で、そのまま食べるのには向きません。
しかし実はあの白い棒、旨味と栄養たっぷりなんです。
旨味
まず、旨味。
とうもろこしの芯には、昆布やしいたけに含まれるグルタミン酸や、しじみやあさりに含まれるアラニンなどが、豊富に含有されています。
また、甘味料であるキシリトールの原料になることからもわかるとおり、甘味成分もたっぷり。
捨てるなら、せめて出汁を取ってから……
そう思うような、旨味たっぷりの食材なのです。
栄養価
そして栄養面。
とうもろこしの芯には、むくみや高血圧の改善に効果的なカリウムや、代謝や神経の働きを助けるビタミンB群も豊富に含まれています。
てっきり食物繊維だけかと思いきや、栄養面も意外と充実してます。
とうもろこしの芯レシピ
そんなとうもろこしの芯を使ったレシピ。
フードプロセッサーなどがあるお宅では、ポタージュスープなども選択肢に上るのでしょうが、我が家にはないので……
ここでは、特別な道具がなくても作れる簡単レシピをご紹介します。
とうもろこしの芯の炊き込みご飯
こちらのレシピは超簡単。
いつも通りにお米を研いで、いつも通りに水加減をして浸水したら、
米2合に対して塩 小さじ1を加え、とうもろこしの芯を上にのっけて、あとは普通に炊飯する。
これだけ。
写真の背景は何やらごちゃごちゃしていますが、
これは雑穀やらお茶殻やらが入っていたり、玄米が発芽していたりする関係上です……はい……
ちなみに、お茶殻ご飯についてはこちらの記事で書いています。
そして無事炊き上がったら、しっかり蒸らしてとうもろこしの芯をどかして、お茶碗によそいましょう。
口の中に出汁の旨味が広がる、贅沢ご飯の完成です。
まとめ
ちなみに、どかした芯は何等分かにして、さらにスープの出汁をとるのに使いました。
コーンの香りが漂う美味しいお出汁が取れて大満足。
最後はコンポストによろしくです。
コンポストがないと完全にごみゼロとはいきませんが、試してみたら、「活用できる部分が少ない」というとうもろこしに対するイメージが、ちょこっと変わるんじゃないかな、と思います。
皆さんも、とうもろこしを手に入れた際にはぜひ、芯まで使った炊き込みご飯やスープに、挑戦してみて下さい。
ではでは。