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ゴーヤは丸ごと味わおう!【ゼロ・ウェイスト・クッキング】

こんにちは、むるまです。
まだ8月ですが、めっきり秋の気配が濃くなってきましたね〜。
できれば完全に夏が去る前に、夏の味覚を味わい尽くしたい。
そういえば今年はまだゴーヤを食べていないぞ。

そんなことを思っていたとき、ちょうどよくゴーヤが割引になっているのに遭遇しました(やった!)。
というわけで本日は、わたまで余さず使ったゴーヤの簡単丸ごと料理。
以前書いた、野菜の美味しく食べ切ろう! という記事の追補編的な内容です。

ゴーヤのワタは美味しいよ

なぜだか、ゴーヤ料理のレシピを見ると決まって取り除かれがちな種とワタ。
苦いのかな?
まずいのかな?
と思いながら、以前試しに食べてみてびっくり。
苦味はほとんどなく、加熱するとトロッとして、何これナスやん!
というのが最初の感想でした。

しかも、調べてみると栄養も豊富。
ビタミンCは実の部分の3倍もあるし、カリウムなどのミネラル分もたっぷり

なぜなんだ……なぜ捨てられているんだワタよ……
謎は謎のまま、しかし取り敢えず、今後はわたしは捨てないぞ!
と決めて、以後わが家では、ゴーヤはワタまで美味しくいただくことにしています。

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ワタごと美味しいゴーヤのフライ

そんなわたしがよく作るのは、ゴーヤのフライ。
輪切りにしたゴーヤを下処理して、片栗粉をまぶして揚げ焼きにするだけの簡単レシピです。
それでは早速、作っていきましょう〜

① ゴーヤを切って下処理

まずはゴーヤを1cmくらいの厚みにカット
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ボールに入れたら塩小さじ1/2、砂糖大さじ1/2くらいを絡めて、しばらく置きます

しばし待つと苦味成分と一緒に水分が出てくるので、それを捨てて下処理完了。
栄養素が逃げてしまうともったいないので、水洗いはしません。

② 片栗粉をまぶして絡める

その後、ボールに少量の片栗粉を入れて、ボールを振ってゴーヤにまぶして、ボールに片栗粉を入れて、振って……
を繰り返して、好みの衣の着き具合になったら終了。
多少ムラがあっても気にしません(オイ)
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③ 揚げ焼きにする

フライパンにたっぷりめに油を引いて、熱します。
煙が出る手前で火を弱火に落としたら、ゴーヤを放り込んで両面合わせて4分くらい揚げ焼きに
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好みの焼き加減になったら、出来上がりです。

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まとめ

以上、ゴーヤの簡単丸ごとフライでした。
ちなみにゴーヤは、揚げると苦味がやわらぐので、苦いのが苦手な人には天ぷら、フライ系のメニューはおすすめです。
今回のフライも、衣サクサク、ワタごと揚げたおかげで中はほんのり甘くジューシーで、あっという間に1人で1本分(小さいやつですが)まるっと平らげてしまいました。
丸ごと料理は、ごみも減るし、栄養も余さず取れるしでいいことだらけ。
機会があればぜひ一度、お試しください。