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冬の寒さを省エネに乗り切る【断熱・保温グッズ3選】

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こんにちは、むるまです。
春らしい陽射しにほっとする瞬間も多い今日この頃。
しかし朝晩の冷気はまだまだ厳しく、寒暖差で体調を崩しやすいシーズンでもあります。
こんな時期、皆さんは暖房とどんな付き合い方をされているでしょうか。

わが家は幸い、冬を迎える時期に導入した保温のための工夫が功を奏し、2月の後半頃からは暖房なしで過ごせています。
そんなわけで、来シーズンのための備忘録を兼ねて、寒い季節を暖かく省エネに乗り切るためのわが家の対策について、まとめておきます。

① 窓際には冷気遮断用のあったかパネルを

「底冷え」という言葉があるように、春でも冬でも、足元から忍び入る冷気は格別のものがあります。
冷たい空気は下の方に向かう性質があるため、冷気の入り込む窓際の足元に衝立を設置することは、体感の面でも、客観的な保温の面でも一定の効果が期待できます

実際、足元からの冷気の侵入を防ぐため、窓際に設置する冷気ストップパネルなる商品もあります。

エアコンであれ、ガスであれ、暖房にかかる費用はバカにならないので、省エネ効果を考えると条件によっては1、2シーズンで元は取れそう。
でもこれくらいなら工作できるかな?
と思い、わたしはものの試しに段ボールで自作してみました。

いかにもダンボール、という外観が部屋の景観をいたく損ねたので、広告やフライヤーのオシャレっぽい写真をコラージュしたりして。

働きについては文句なし!
バリケードの窓側部屋側に手を差し込んで比べてみると、窓側は明らかに温度が低くて、中々の働きをしてくれているようだ……とにんまりしてしまいます。
この工作は地味に時間のかかる労働だったので、畳んでしまっておいて、来季以降もまた頑張ってもらう予定。むふふ。

② カーテンと一緒に断熱ライナーを

さて。
足元からの冷気をシャットアウトしても、外気温が下がるにつれ、冷えた窓ガラスから面で降ってくる冷気が厳しくなっていきました
二重窓が設置できたら一番効果的なのでしょうが、これは何分、買うのにも自作するのにも中々の資金と時間がかかります。
加えて、引っ越し先で使える保証がない点が、転勤多めなわたしには不向き。

窓に プチプチを貼ることも考えましたが、窓の開閉時にサッシに巻き込まれるリスクや、粘着テープが窓ガラスにこびりついてしまった場合の原状復旧の手間、複数シーズンにわたる使い回しのしにくさなどを考えて、却下。
そもそも面積に対してプチプチがない部分の方が多いため、断熱効果自体が限定的です。

色々考えた結果、断熱カーテン的なものを使おう、と方針決定。

近所のホームセンターに探しに行ったら、カーテンコーナーにちょうど期待通りのものがありました。

断熱カーテンライナー。お値段は1,000円程度。
断熱カーテンに比べるとかなりお得で、カーテンレールにかけるだけという手軽さも◎
これなら来シーズン以降も再利用可能です。
というか、夏場も使い続けてもいいかも。

わたしが買ったタイプは曇りガラスのようなやや白みがかったものでしたが、それでも光は十分通すので、昼間は日光でお部屋があたたまって、正に温室のようなぽかぽか空間に
2020〜2021年の冬は、外気温が氷点下まで下がった一番寒かった頃でも、室温は14℃以上をキープしてくれました。
わが家が日当たりの良い部屋なお陰もあるとは思いますが、正直期待以上のコスパでした。満足。

③ 加湿器で体感温度up

足元パネルと断熱ライナーの合わせ技で、保温の面はかなりの成果を上げることができました。
しかしここで満足せずにもう一押し。
最低限の暖房で快適に過ごすためには、体感温度に大きく影響する湿度の管理も大切です

たとえば、室温20℃の部屋での体感温度は、湿度60%のとき20.1℃なのに対し、湿度30%だと18.8℃まで低下します。
これは、乾燥した空間では体表面の水分が奪われ、その時に同時に気加熱として体温も奪われるから
なので、加湿器を併用すると暖房の効率がアップし、無駄な電力消費を抑えることができます

加湿器は色々なタイプがありますが、圧倒的に電力消費が低いのが超音波式。 わたしが使っているコンパクトタイプの加湿器は、1時間あたり50mL程度と加湿能力は低めですが、消費電力はなんと3W
加熱式の消費電力はこの数十〜百倍に上るため、省エネを考えるなら超音波式がおすすめ。

わが家の低パワー加湿器でも、かけていると部屋の温度の保たれ具合も、体感の暖かさも全然違うなぁ、というのが実感です。
推奨される加湿能力(1時間あたり何mL加湿できるか)は、部屋の気密性や広さにもよりますが、6畳洋間で大体200mL/h程度
計算できるサイトもあるので、来シーズン購入を検討される場合などは、ぜひ参考にしてみてください。
加湿量計算フォーム

まとめ

そんな感じで

  • 冷気ストップパネル
  • 断熱カーテンライナー
  • 超音波式卓上加湿器

の3点とともに乗り切った今季。
暖房を使っていなかった月と一番使っていた月の消費電力差は40kWと相成りました
比較対象がないので、防寒断熱グッズたちの効果がどの程度あったのかは分かりませんが、一般的なエアコンの期間消費電力が400kW程度(月当たり70kW程度)なことを考えると、そこそこの成果かな?

そういえばこの冬、自宅で薪ストーブを使われている方のお話を拝見する機会がちょこちょこあったのですが、ああいった燃焼系の暖房は、温めるのと同時に加湿もできる(ものが燃えると二酸化炭素と水が出ますので)のも優れた点だなぁ、と、この記事を書きながら改めて思いました。
現代ではあまり使われなかった昔ながらの道具というのは、管理の手間ひまが目についてともすれば非合理的なものと写りがちですが、人類の長い歴史に寄り添ってきただけあって、実は機能面でも見るべきところが多いよなぁ、と感じることがしばしばです。

賃貸住まいには縁遠い話ですが、こういう自然のエネルギーを有効活用できる暖房手段が、いつかもっと身近になったらなぁ、なんてことを思うのでした。