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わが家の省エネ暑さ対策グッズ【遮熱クールアップ®︎ 使用感想】

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こんにちは、むるまです。
暑くなってきましたね。
わが家では先日、ベランダの窓に遮熱シートを設置しました。
昨年買ったこのシートのおかげで、例年に比べてクーラーの稼働を大幅に遅らせることができた2020年の夏。
今年は冬場に活躍してくれた断熱レイヤーとの合わせ使いで、輻射熱も防いで更に効果的に暑さを凌ぐぞー! と気合入ってます。

というわけで本日は、遮熱グッズ選びの際に考慮したポイントと、実際の使い心地について、さらっとレビューします。

わが家のベランダ事情

わが家のベランダは、昔ながらの賃貸らしい軒の浅さで、奥行きは 80cm ほど、そしてバリバリの南向き。
夏でもバッチリ日が差し込むアングルです。
腰あたりの高さには物干し竿があり、浴室乾燥機なんて立派なものはない部屋なので、ここが唯一の洗濯乾燥スポット。(雨の日はカーテンレールにかけるけど、強度にやや不安あり)

そんなわけで、ベランダの動線は日々の生活において超重要。
スペースの都合と、窓枠に固定具を付けられるほどの張り出しがなかったことから、すだれや、吊るすタイプの遮熱シートは断念しました。

できれば長く使いたい

加えて、すだれを選ばなかった理由はもうふたつほどあります。

ひとつは、耐久性の問題。
天然素材のすだれは、見た目の爽やかさや親しみやすさが魅力ですが、雨風にさらされて劣化するスピードが速く、保管中に虫が湧くこともしばしばです。

そしてもうひとつの難点は、保管に場所を取ること。
学生時代に試してみたときには、重いすだれを一人で設置するのも、狭いワンルームで場所を取るのも、粗大ゴミで処分するのも一苦労だったな、という思い出があり。
憧れのアイテムではあるけれど、こぢんまりしたいまのわが家には少々荷が勝ちすぎるかな、というのが、正直な思いでした。
長く使い続けるためには、中々どうして無視できないポイントです。

マジックテープで貼るだけのシート

そんな住宅事情もあり、結局買ったのはこちらのシート。

ポリエステル製のメッシュの外側に、アルミ加工が施されていて、光と熱をカットしながら、風は通してくれる仕様。
付属のマジックテープを使ってガラス窓や網戸に貼り付けるだけなので、着け外しも簡単。
シーズンオフには小さく折り畳んで省スペースにしまっておけるのも、わが家にピッタリなポイントでした。
洗濯時のマイクロプラ流出が気になるので、わたしはウェスで拭くのみに止めていますが、汚れが気になる場合は洗濯できるのも便利な点です。

実際の使い方は以下の通り。

① 窓のサイズに合わせてカットする

遮熱シートは2枚入りで、大きさは 200 x 100cm。
セットには紙製の定規が付属しているので、これで窓の大きさを測って、ちょうどいい大きさにシートをハサミでカットします。
この工程は、既に去年やっていたので今年は割愛。

② マジックテープを窓に貼る

続いて窓や窓枠に、シートを固定するためのマジックテープを貼り付けます。
わたしは面倒くさいので四隅と、真ん中あたりの二箇所だけに貼っていますが、テープはたくさん付属しているので、いっぱい使っても安心です。

去年シートを剥がした後、回収せずにそのまま貼りっぱなしにしていたので、今年はこの工程もスキップ。

③ シートを貼る

いよいよシートを貼ります。
シートは、アルミ加工が施された銀色の面と、黒い面があるので、表裏に注意。
ちゃんと日光を弾いてくれるよう、銀色の面を外側にして貼ります。

窓、窓枠に貼り付けておいたマジックテープに、ぐいぐい、と押し付けて固定。

④ マジックテープで固定する

最後に、マジックテープの片割れで蓋をして、シートを固定したら、作業終了。

ごく薄いシートなので、窓の開け閉めに対する干渉はゼロ。
わが家のベランダは雨風が思いっ切り吹き込む作りですが、風を通す素材なこともあり、暴風雨の中でも貼りっぱなしの状態で何の問題もないので、気が楽です。
というわけで、残暑も去ってお日様のあたたかさが恋しくなる頃まで、シートの存在は半ば忘れて過ごします。

効果は抜群

今年は暑さが本格的になる前に貼りましたが、去年は既に夏も盛りだったので、効果は中々に感動的なものがありました。
アルミ素材で太陽光を反射することもあり、ペラペラのシートを貼っただけなのに、シートを貼った窓と貼っていない窓では、手をかざした時の温度がまるで違う。
製品説明にあった 11℃ の遮熱効果も、あながち大袈裟ではないな、と感じました。
結果として、7月いっぱいをエアコンなしで過ごせたのは、冷夏の影響もあったとはいえ、嬉しい成果だったなぁ。

敢えてデメリットをあげるなら、光を遮るため、窓からの明かりが若干陰るという点がありますが、眩しい光が得意でないわたしにとっては、それもむしろありがたい副効果でした。

まとめ

以上、わが家の夏の断熱事情でした。
植物を植えてグリーンカーテン、とか、ナチュラルにすだれ生活、とか、いつかはプラフリーに夏を乗り切れたらいいなぁという憧れもありますが、まずは省エネ優先で、無理なく手の届くところから。
今年の夏は猛暑が予想されるとのこと。
万全の対策をして、身体に気をつけて乗り切っていきましょうね。