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壁に座る【簡単リフレッシュ/眠気覚まし】


季節の変わり目。
今年は今に至るまで台風が来たりと、いつも以上に不安定な気候に振り回されている気がします。
そんな中で、知らず知らず疲れが溜まっているのか、このところ妙に眠い。
夕方、家に帰ってくると、疲れと眠気でどうにも頭が重くて「うーん、このまま活動続行は無理……」と、ほんの数分の仮眠のつもりで突っ伏して。
うっかりそのまま寝続けて、気付けばとっぷり夜だよ!
ということを連日繰り返しておりました。
やろうと思っていたことはできないし、中途半端に寝てしまったせいで夜の眠りは浅くなるし、まったくいいことなし。
トホホ。

そんな中、ふと気まぐれで壁に座ってみたんです。(どゆこと?)
そうしたら意外と、これがいい感じのリフレッシュになったので、以後、毎日続けておりまして。
今では、帰宅後10分の壁座タイム(何ソレ)が、私にとって欠かせない休息時間になりつつあるので、シェアしてみます。
お疲れの方も多そうな週末、少しでも皆さんの疲れを癒す参考になれば、幸いです。

「壁に座る」ってどういうこと?

そもそも、壁に座るってどういう意味よ?
と、疑問の声が飛んできそうな気がします。

やってることはそのまんま、ごく単純。
壁沿いで床に寝っ転がって、足を壁に投げ出します。
このとき、なるべく股関節が90°になるように、お尻を壁にちゃんとくっつけるのがポイント。

壁にもたれて床に座っている姿勢を、90°ひっくり返して、床にもたれながら壁に座っている感じです。

それでは、この姿勢の何が良かったのか?
サンプル数1名のみの、完全に個人的な感想ですので、多くの人に当てはまるかは分かりませんが……簡単にまとめてみます。

① 気分転換になる

ちょっと、子供っぽい感覚かもしれませんが。
「床に寝ている」んじゃなくて「壁に座っている」という気分で過ごすと、見慣れた部屋でも、気分が変わります。
いつもと違った姿勢で座って、いつもと違った角度からものを見て。

私は仕事の後、自分のプライベート空間に戻るのに、しばしば「切り替え」の時間や場所が欲しくなるタイプです。
そのために、敢えて毎日違う道を遠回りして帰ってみたり、喫茶店に寄って本を読んだりすることもしばしば。
でも、壁に座って、それまでとまったく違う重力の中で、読書をしたりしていると。
たった10分の時間でも、濃密に「それまでとまったく違う状態」の中に没入することができて、とても気分がすっきりします。

短時間でも、効果的なリフレッシュができる方法だな、と感じます。

② 眠気がすっきりする

逆立ちをすると、頭に血が上ります。
血液も水分なので、重力に従って低い方に集まるのは自然なこと。
心臓やら筋肉やら、血管の弁やらが頑張って、からだの高いところにも低いところにも、ちゃんと血を巡らせてくれているのは天晴れですが、それでも夕方になると足がむくんできたりする人が一定数いるあたり、重力には抗いきれないものがあるよねぇ、と感じさせます。

私はもともと血圧が低い人間なのですが、1日の終わりや天気の悪い日には、一層頭の血の巡りが悪くなって、何ともすっきりしない気分を抱えることが少なくありません。
なので、壁に座って脚を高くすると、このモヤッと感が晴れて眠気が取れるというのは、嬉しい発見でした。

壁に座って脚をまっすぐ伸ばすと、脚から心臓にたくさんの血液が帰ってきて、胸がドキドキと、普段より力強く脈打つ感じがします。
そうして段々と、頭にも血がめぐってシャッキリしてきます。

血圧が上がったり脈が少し早くなったり、というのは、興奮したときの身体の反応なので、たぶん、心臓のドキドキが目を冴えさせている部分もあるんでしょうね。

③ 脚のむくみ・疲れが取れる

そして上でもふれた通り、脚を上げれば、脚に滞っていた血液は、スムーズに心臓に帰ってくることができます。
なので、しばらく壁に座っていると、脚がすーっと軽くなって、むくみや疲れが軽くなる感覚があります。
私は普段、あまりむくみが気にならない方なのですが、夕方壁に座った日と、座っていない日を比べると、翌朝の脚の軽さがまったく違うので、循環を良くして疲労を取れやすくしてくれる効果は確実にありそうだぞ、というのが、個人的な所感です。

④ 股関節まわりの柔軟性アップ

私はとにかく体が固くて、中でも股関節周りの固さが気になっています。
特に床に座った時、骨盤が後ろに倒れて、猫背になってしまうことが多いのが気になっています。

でも、壁に座ってみて気がつきました。
床を背にしていると、骨盤が後ろに倒れないように床が支えてくれているので、股関節周りを効果的にほぐすことができるんです。

前屈をして、爪先を掴もうとしたとき、自分の腰が、骨盤がどうなっているか、よかったら一度触ってみて下さい。
体の固い人ほど、腰から下が後ろに倒れて、背中ばかり曲がっていると思います。
でも、この腰が前にいくようにならないと、柔軟性は増さないし、股割りとか夢のまた夢。

その点、壁に座っている時は、少なくとも股関節の角度が90°より甘くなることはありません。
この状態で、脚をまっすぐ伸ばして、爪先をきゅっと手前に倒したり。(膝裏が伸びて痛い)
脚を開けるところまで開いたり。(股関節も膝裏も痛い。でも徐々に角度が広がっていくと嬉しい)
足の裏をくっつけて、開けるところまで膝を開いたり。(これもやっぱり股関節が以下略)
膝を曲げた片脚を両腕で抱え込んで、ぎゅーっとお尻から腿の裏を伸ばしたり。(お尻も意外と凝っている)

決して負荷が強い感じはないけれど、正しい姿勢で柔らかくしたいところを適格に伸ばすことができるので、毎日続けていると、少しずつ股関節周り・腰周りが柔らかくなっていくのを感じます。
ダンサーやアスリート以外の人が日常生活を送る上で、めちゃめちゃ体のやわらかい人になる必要はありません。
けれど適度な柔軟性は、怪我の予防や、生理痛の軽減など、健康に暮らす上でも味方になってくれるものです。
興味を持たれた方は是非試してみて下さい。

www.murr-ma.work

壁に座らない方がいいとき・いい人

個人的にお気に入りな「壁に座る」。
でも、いつでも誰でも無条件におススメ、というわけではありません。

おすすめしないタイミングは、寝る前。
②でも書いた通り、脚をしばらく高くしていると、心臓がドキドキして、目が冴えてきます。
つまり、寝つきが悪くなります
これは、私が実際に身をもって体験済みですので、皆さんは気をつけて下さいね。笑

それから、持病のある方。 特に、心臓や脳、呼吸器系、あるいは脊椎などのお病気がある方の場合、脚を高くする姿勢がご負担になってしまうこともあるので、試される場合は、必ず主治医の先生に相談してみて下さいね。

まとめ

以上、壁に座るメリット・デメリットでした。

疲れて帰ってきて、体を起こしているのもしんどくてベッドにダイブしたいけど、まだ寝るには早いしやりたいことも色々あるし……
そんなとき、10分のタイマーをセットして、床に背中を預けて、壁に脚を投げ出して、ゆっくりと深呼吸。
そうやって過ごす時間が、そのあとの夜時間をもうひと頑張りするための、大切なリフレッシュタイムになりました。

気分をしっかり切り替えて楽しみたいときは、読みたかった本を読んだり。
目を休めたい時は、好きな音楽を流したり、落語やラジオを聴いたり。
リフレッシュ前にちょこっと家事する元気があるときは、晩ご飯の下拵えをして、10分の間にコトコトお鍋を火にかけておいたりすることもあります。(寝過ごして火事にならないようにね)

万人向けではないかもしれませんが、誰かの夜をちょっと軽やかにするヒントになれば、何よりです。