レス・ウェイスト・ゲーム

ゴミと無駄を減らして身軽に自由に。ものぐさライフログ。

クーラーなしで暑さを乗り切るためのあの手この手


本日、22時半帰宅。
現在、ソネングラスの明かりを傍らに、水を張った洗面器に足を浸しながらこれを書いています。

「何やってんの?」て感じですが、まぁ、アレです。
なんちゃって停電、的なね。

千葉の停電が早く復旧するのを祈るしかできない、無力な小市民ですが、せめて暑さの凌ぎ方くらい一緒に考えたいじゃないの。
などと思いつつ、本日はゼロ・ウェイスト的暑さ対策について。(停電最中の人はスマホも使えないかもよ。というツッコミはさておいて)

目次

大切なのは深部体温

猛暑時の熱中症対策。
大切なのは、深部体温です。
脳とか、その他色んな内臓とかが詰まってる、体の深いところの温度のことですね。

そして、体の深部から余分な熱を運び出してくれるのは、血液。
血管にのって深いところから皮膚表面まで運ばれた血液が、皮膚を介して外に熱を放出することで、体は温度を下げることができます。

  1. 心臓から血液が送り出される
  2. 体の隅々に送られて、一部は手先・足先・皮膚表面のに届く
  3. 体表面に近い血管は、外気に冷やされる
  4. 血管内の血液の温度がちょっと下がる
  5. ちょっと冷えた血液が心臓に帰っていく

①〜⑤を延々と繰り返すことで、体の深いところに蓄積された熱は放出され、中にこもりっぱなしになることが防げます。

つまり、体を冷やすためには、血管を冷やすのがいい

血管の冷やし方

血管の冷やし方は、大きく分けると①太い血管を冷やす方法、②手足の血管を冷やす方法の2通りがあります。

① 太い血管を冷やす方法

冷やすと効果的な場所として、首回り、脇の下、脚の付け根、手首、足首などを聞いたことがある人もいると思います。
この辺は、比較的太い血管が体表近くを走っているので、すぐに体温を下げたいときに効果的。
なので、風邪を引いて熱が出ている人や、熱中症の人などの治療で、よく氷嚢を挟んだりする場所だと思います。

② 手足の血管を冷やす方法

続いて、手足を冷やす方法。

そもそもなぜ手足を冷すといいのか、ですが。 暑いな、と感じたとき、一度手のひらで体のあちこちを触ってみて下さい。
たぶん、びっくりするくらい手が熱いのに気づくと思います。

それから、夜になって眠くなってきたとき、手足がぽかぽかとあたたかくなる感じを思い出せる人も、いるかもしれません。
あれは、人の体に、眠るときに体温を下げる生理的な仕組みがあるからで、手足は熱の放出に使われているのです。

哺乳類の手のひら、足の裏は、他の部分と違って毛に覆われていません。
だから、手のひら・足の裏は、効率的に体温を放出するための、ラジエーターとしての機能を持っています。
具体的には、普段は閉じている動脈と静脈の吻合血管が、体温上昇に伴って拡張して血流が増加して云々……とかあるのですが、まぁ、それはさておいて。

手のひらや足の裏を冷やすことによる、深部体温の低下は、研究によっては①の太い血管を冷やしたとき以上とも報告されています。

だから、私もいま現在、足の裏をせっせと冷やしている訳ですね。笑

ちなみに、温度が低すぎると件の血管が閉じて、十分なラジエーター効果が発揮できなくなってしまうので、長時間効果を維持するには、だいたい15℃くらいが効果的だと言われています。

足湯ならぬ足水、手水をしたり。
冷たい水の入ったボトルを手で持っているだけでも、発汗量が減って過ごしやすくなります。
(私も只今、片手でクリーン・カンティーン のボトルを持って涼んでおります。ふぅ。)

汗の役割

そしてついでに、大事な基本。
暑いときは汗をかきます。
これは、汗が蒸発するときに「気化熱」が奪われることで、体表の温度を下げる効果があるからです。
これを踏まえて、汗関連の注意点を2つ。

① 汗は拭くべきか拭かざるべきか

汗が蒸発するときには、熱が奪われる。
ので、かいた汗をすぐに拭き取ってしまうのは、基本的には非合理的です。
ですが、汗が乾いて肌がベタついてくると、かゆみや不快感をもたらしたり、毛穴が塞いで次の汗が出てきにくくなったりと、不都合もあります。

こういった事態の予防のために、汗はこまめに拭こうね、というアドバイスがされることもありますが、それでは気化熱を利用できない。

なので、汗を拭くときはなるべく、濡れタオルで水分を与えながら拭く、というのがいいと思います。
濡れタオルでベタつきを取り除きつつ、水分を与えつつ、皮膚温を下げましょう。

② 皮膚ばかり冷えすぎるのも良くないよ

と言いつつ実は、皮膚温が下がりすぎるのもよくなかったりします。

「体表の血管から熱が奪われるなら、体表が冷えてた方がいいんじゃないの?」

というのは、最もな指摘です。
ただ、体表の血管は、それ自体が冷えすぎると、体温を外に逃さないように収縮してしまう、という性質もあります。
なので、「冷たっ!」と跳ね上がるようなひんやり気持ちいいタオルで肌を拭きまくるのは、その一瞬は心地よくても、その後に体温を内にこもらせてしまう原因になったりするのです。

エアコンの効いた部屋にしばらくいて体が冷えると、肌は冷たいのに、なんだか熱がこもっているような感じがすることがあると思いますが、あれは、体表から上手く熱が放出できなくなってしまった結果だと思われます。

肌に霧吹きをして、うちわや扇風機であおいで、という昔ながらの熱中症の治療では、実は霧吹きには水でなく「ぬるま湯」が使われていたりするそうです。

まとめ

駆け足でまとめたので、読みにくいところがあったらすみません。
暑さ対策まとめとしては、

  • 太い血管を冷やそう!
  • 手のひらや足の裏を冷やそう!
  • 汗は拭いてもいいけど肌は湿しておこう!
  • 体の表面ばかり冷やし過ぎると、かえって熱がこもるから注意!

てな感じ。
ちなみに、足水は結構すぐにぬるくなっちゃいますが(災害用の汲み置きの水を使ったので、そもそも温いという説も……)、ちょいちょい足を上げて空気にさらすと、気化熱で程よくひんやりします。(正に今そんな感じ)

なんだか自己満足に近いような謎な記事ですが、多少なりとどこかの誰かのお役に立つと良いなぁ。