Reach Out to Ecology

ひとりでも多くの人に、手の届くエコを。

レス・ウェイスト途上の防災対策

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引き続き台風ですね。
本日はいそいそと定時で帰宅したので、降り込められているこの機会に、自宅の防災グッズを見直してみようかなぁ。
などと思ったり。
普段後回しにしがちだけど、防災とエコの両立って大事なテーマよな。

というわけで、30代ワンルームひとり暮らしの防災グッズ例、行ってみよう〜

一次持ち出し鞄

我が家で長年置いているのはこちら。

これはバッグ単体でもそこそこ良いお値段で売っているのだけれど
①防炎・防水加工が施されていて
②蛍光塗料のお陰で暗闇でも光って見つけやすくて
③コンパクトだから女性でも背負いやすくて
④ 極めつけはGood Design賞を受賞しているスタイリッシュなデザイン
と、中々にええ感じの謳い文句が並んでいて、その中に色々な防災グッズが30点も詰まってるとか。

「ほ、ほしい……っ!」とめちゃくちゃ心惹かれて、半ば衝動買いで購入した訳だけど。
実際、ずっとリビングに出しっぱなしで、いつでも手に取って逃げられる状態をキープできているので、やっぱり扱いやすい良い商品だなぁ。というのが素直な感想。
遊びにきた友達もマネして買ったりしているので、客観的にみてもまずまず良い感じなんやろな。

入っているのは、水や食料、ファーストエイドキットや雨具・防寒具、携帯トイレ。
水のいらないシャンプーや、耳栓、ネッククッションなど、慣れない避難生活を少しでも快適に過ごせるように、という品も入っているのが行き届いてるなぁ、と思う。
私はここに、歯ブラシや生理用品、眼鏡(近眼星人には死活問題!)、常備薬、余ったカトラリーやユニクロのウルトラライトダウン、心を癒すための本1冊……などを追加で入れている。
こうやって書くと中々の収納力……

個人的にすごいなーと思っているのは、LEDライト+ラジオ+サイレン+手回し充電器が一体となった商品。

1分回したら5分くらいライトついてるから、電力が得られないときに心強いだろうな、と思う。
付属のアダプタをつなげたら、携帯も充電できる。
……ん?
…………んんん?!
C端末対応してへんやん!

いや、確かに考えてみたら買ったの結構前やわ。
水や乾パンの賞味期限はまだまだあるのに、電子機器の変遷とはかくも早いものなのですな……
よくよく調べてみたら、今はiPhone8にも対応した最新機種が出ているようです。

買い換えるのはもったいないし、変換パーツ買うかな。
確認して良かった。

ローリングストック

食料品

食べ物は、缶詰めなどを色々買っておいて、賞味期限が近くなったら普段の食事で使って、というプランニング。
サバ缶、ツナ缶、焼き鶏缶、トマト缶とかは、料理にも使いやすくて良い。

あと、これはプラ容器だけど、フルグラも容量が多いのを一袋置いておくと、1年以上保つし栄養バランスや満足感も担保しやすいし、安心感があって良いな、と思っている。
何より、「普段温かく食べているものを冷たく食べなきゃいけない」ことに地味に心折られてそうなシチュエーションで、「普段から常温で食べているものを普段通り常温で食べられる」という当たり前は、少なからず心にやさしそうな気がしている。

炭酸水

水の備蓄は、命に直結する相当重要な項目だけど、場所や重さやペットボトルごみやら、色んな点で気が重いものでもある。
1日に必要な水分は1人当たり最低2Lで、災害時の備えとしてはできれば7日分の確保が推奨されている。
当然、非常持ち出し鞄に入っている2Lだけでは足りない。

というわけで、我が家は玄関の下駄箱下にこれの30本入り段ボールを置いている。

炭酸水250mL缶×30本入 → 7.5L

水より割高だけど、炭酸水。
これなら缶入りだし、普段の生活でミネラルウォーターを使うことはないけれど、炭酸水は無性に飲みたくなることがあるので、機嫌が近づいたときにも消費しやすい。
普通の水がほしいときは、気が抜けるのを待てば良い。

これだけだと1週間分には足りないけれど、ふるさと納税でもらった甘酒とか、『液体』という括りで考えたら一応1週間分には足りる量を確保できてる計算なので、ひとまずそれで良しとしている。
↑食欲のない朝に、朝ごはん代わりに飲んで出かけたりしている。

おまけ:ソネングラス

誕生日プレゼントに、リクエストして買ってもらったソネングラス
ソネングラス
昼間は蓋についてるソーラーパネルで充電して、夜は蓋の内側のLEDライトが光る、何とも心穏やかになる健全な循環の中にいるあかり。

これを手に入れた代わりに、ベッドサイドライトと、デスクライトの2つを手放した。(それぞれ欲しがっていた友人に貰ってもらった)
コンセントに繋がっていたコードも、2本なくなった。

「電源がいらないなら、災害時にも使えて良いな!」
とワクワクしながら到着を待ちかねていたグラスは、期待どおりに私の夜をやさしく照らしてくれたけれど、それ以外の気づいていなかった部分も、一緒に照らしてくれたような気がする。

災害への備えを考えるとき、どうしても思考は
「何が必要だろうか?」
「足りなくないようにしないと」
「充分に揃えないと」
という方向に働く。
リスクの過小評価はとても危険なことだから、これは至極健全な思考回路だと思う。

でも、長い目で考えたとき、必ずしもものを揃えるばかりが備えじゃないのかもな、ということも思う。
生活の中で必要となるもの自体を、少しずつでも減らしていく。
少ないものでも充分に生きていける暮らし方を、見つけていく。
これも、大きい意味での「備え」になるんじゃないだろうか。

防災が色々なところで取り上げられるこれからの季節。
「もの」だけでなく、非常事態や不足を乗り切るための「知恵」もしっかりと備えていけるように、アンテナを張っておきたいな。